Tony potter and the Friends outline
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〜第3章
〜
ソロ活動
に専念するためペニ−が一時バンドを不在にしている間、ノリ−とトニ−の2人は
アイB
と共に楽曲制作を続け、2005年
9月
ペニーがバンドに戻ると同時にサポートの
アイB
を含む4人で活動を再開。
「サニームード」「UT」「DESD」
に続く4枚目
のミニアルバム「how little we need to be happy」を
2005年12月
22日発表。ここに
第3章
の幕がおりた。この初のノリープロデュース(ドラムセミナー会場限定で発売された「DESD」は除く)によって制作されたミニア
ルバムはリリース後に計画されているチベットでのライブ
を想定し、
全曲チベット語で歌われた。そしてこのミニアルバムを手土産に
翌年06年初頭、ついにノリ−の念願だったチベットでのライブを行い、成功を収める。そして夏にはケンブリッジで行われたサマー
イベント「ライブクラスター2006」に出演と、レコーディングがメインだった今までの活動とは相対するアクティブな活動が展開
された。2007年も初夏からヨーロッパ各所(アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、アイルランド、フィンランド、デンマー
ク、スイス)を回るライブハウスツアーを決行。そして10月には、04年〜07年の間に各国のテレビやラジオCM用などに彼らが
制作してきたショート作品を集めた初の編集アルバム「handy music」をリリース。また07年にレコード会社を挟まない
アンオフィシャルな形態での参加となったが、アクアリウム・ジェノヴァでアンビエントな即興演奏を披露。その際の音源をそのまま
収録したミニアルバム「Resonance apart」を2010年に発売。
〜第2章
〜
ファーストアルバム「トニーポッタ−&ザ・フレンズ」、ミニアルバム「サニームード」の2タイトルをリリースした後、理由は不明
だが活動休止に入った彼らは、2004年バーミンガムのインディーズレーベルVOXレコード社長のニコラス・コーガン氏の再三の
説得により活動を再開し、第2章への幕がおとされた。2004年7月、最高にポップなセカンドアルバム「BOUNCEBACK」
がVOXレコード
より
リリース。エレクトロニカとファンクの融合に見事成功し、世界5ケ国で好評を獲ました。インストメインのア
ルバムですが、そのポップでハイファイなサウンドはより『YMO』感が増し、ダウナーで生演奏メインのファーストアルバムと全く
違った作風になっています。ちなみにセカンドアルバムのマスタリングはサイデラマスタリングの森崎氏に代わり、オレンジマスタリ
ングの小泉由香さん(坂本龍一、ザ・ブリリアントグリーン、Bz、スピッツなどでマスタリングを担当)が担当しています。続くリ
ミックスミニアルバム「UT」と、ノリーのドラムセミナー会場限定でリリースされる「DESD」を2004年11月22日に同時
発表。この2タイトルも引き続きマスタリングはオレンジの小泉由香さんが担当。第2章
のサウンドの変化の理由としては、
確かにマ
スタリングエンジニアの交代も挙げられるが、ファーストアルバム
制作時にアドヴァイザ−/エンジニアとして制作に多大な影響を与
えていた
原田氏
と
森崎氏
がほとんど制作に関わっていないことが大きい。
一般 発売されたリミックスミニアルバム「UT」
はイギリス
は勿論のこと、アイスランドのアンダーグラウンド・クラブシーンでも好評判となり、
セカンドアルバム「BOUNCEBACK」
の
売り上げを超える好セールスも記録する。
この頃、ソロ活動をするためにペニーの一時脱退が決まった。ペニー脱退後にはファースト
アルバム制作時よりゲスト参加しているギタリストのアイB・ハーマイオニーが一時加入することになった。
京都、名古屋のホームス
タジオで行なわれたマーチャンダイズの特典用CD「家ライブ」のレコーディングを最後にペニーはバンドを一旦離れた。
そして第2
章
は幕を閉じる。
第1章はダウナ−に、第2章
はポップにと全く対極する作品を発表し、常に変化を遂げていく彼らの快進撃はまだま
だとまらない様子だ。
〜第1章
〜
トニーポッタ−&ザ・フレンズは、国内外で数多くのプロジェクトに参加してきたスズキノリアキのソロプロジェクトとして発足。ス
ズキノリアキは、このバンドの中で『ノリ−ポッタ−』と名乗っている。スズキノリアキ・ソロプロジェクトなのに『トニーポッタ−
&ザ・フレンズ』と『トニ−ポッタ−』を立てている辺りがノリ−らしさなんだと、昨年2月に前橋アクアで行なわれた結成会見の際
にギターの『ペニーポッタ−』が語っている。トニーポッタ−&ザ・フレンズ・プロジェクトのテーマは、言わずと知れた某有名映画
のパロディノリ。しかしファーストアルバム時の衣装以外は全く無関係で、音楽的な内容もファンク&ソウルと、接点は皆無。3人の
キャラクターイメージもほとんど知られていないが実は徹底されている。●ノリ−ポッタ− 泣き虫のわりに「ソバカスなんて気にし
ないわ」と強気なことを言って太鼓に八つ当りするドラマー。●トニ−ポッタ− 人間(マグル)と上手く共存できない魔法使い。しか
し魔法使いとも上手く共存できないベーシスト。●ペニ−ポッタ− 相当ないじめられっ子で、よく鉛筆の芯を掌に刺された。"夢見
がちな乙女"が性に合わないギタリスト。 サウンドモチーフは、メンバー3人がこよなく愛する『プリンス』だろう。しかし単なるフ
ァンク&ソウルという枠に収めることができない雑食性と解釈の広さが作品をより素晴らしいものに仕上げている。私が彼らの音楽を
聴いて感じたのは、『ウェザーリポート』や『ドナルド・フェイゲン』などにみられるグルーブ感と、ノリ−とトニ−ふたりのフェイ
バリットである『YMO』の創作性。私的には、国内外の音楽で、彼らのような音楽を聴いたことはなく、ある意味1つの全く新しい
ジャンルの音楽として産まれたと言って過言ではないと思います。ヴォーカル曲は、暗い感じの曲が多く、歌のキーも低めなのが印象
的。発音のよい英語詞がダークさを増長しているようです。レコーディング&ミックス共に、京都にあるトニ−とペニ−のプライベー
トスタジオでほとんどの作業が行なわれたようですがそのプロダクションを支える影の人物が実は2人います。原田氏(元バッドスタ
ジオ大阪のエンジニアで現在フリーで活躍中とのこと)と、東京原宿にあるサイデラマスタリングの森崎氏(トミ−フェブラリー6や
トニーの他のプロジェクトなどでマスタリングを担当)。彼らはこの2人から数々のレコーディングアドヴァイスをもらい作品を完成
させたようだ。作品の出来の素晴らしさからもこの影の功労者の実力は確かなものと言えるでしょう。